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プロテインの値段は、袋の値段では比べられない

公開 2026年8月30日 更新 2026年8月30日

このサイトは、プロテインを「タンパク質20gあたりの価格」で並べている。

最初にことわっておくと、自分がずっとこの基準で選んできたわけではない。タンパク質含有率という言葉すら意識していなかった。 美味しくて、タンパク質が多そうなものを見つけては試す、というのを繰り返して今の商品に落ち着いている。

それでも比較サイトを作るとなると、並べるための基準が要る。なぜこの数字にしたのかを書いておく。

袋の値段では、何も分からない

プロテインの商品ページを見ると、まず目に入るのは袋の値段だ。ただ、この数字だけを2つ並べても意味がない。

比べようとすると、揃っていないものが4つある。

袋が安くても、中身が少なければ結局は割高になる。逆に高く見える商品が、タンパク質あたりでは安いこともある。

この4つを揃えないと、値段は比べられない。

だから、同じ量に揃える

やっていることは単純で、全商品を「タンパク質20gを摂るのにいくらか」に換算しているだけだ。

袋の値段を、その袋に入っているタンパク質の総量で割る。それを20g分にする。これで容量も1食の量も関係なくなり、同じものさしの上に並ぶ。

20gにしたのは、多くの商品が1食あたり15〜25gの範囲に収まるので、その中間あたりを取ったからだ。1食分からかけ離れた量で計算しても、実感と結びつかない。

とはいえ、この数字自体が絶対というわけではない。 25gでも30gでも、全商品で同じなら比較はできる。大事なのは基準を1つに固定するほうだ。サイトで「1杯」と書いているのは、この20g分を指している。

パウダー タンパク質20gあたりの安い順
ザバス ソイプロテイン100 ココア
明治 / 900g / ソイ
126.9円/杯
楽天市場 4,078
くわしく
エクスプロージョン ホエイプロテイン ミルクチョコレート
エクスプロージョン / 3,000g / WPC
131.3円/杯
楽天市場 13,790
くわしく
バルクスポーツ ビッグホエイ ダブルチョコレートチップ
バルクスポーツ / 1,000g / WPC
147.1円/杯
楽天市場 4,680
くわしく

作ってみて、いちばん実感したこと

自分の感覚が変わった部分がひとつある。

ドリンクタイプは、パウダーに比べてかなり割高だった。 漠然と「高いんだろうな」とは思っていたが、同じものさしに乗せると差がはっきり出る。

ドリンク 1本あたりの安い順
GLICO
DRINK
250ML
グリコ / 250ml / ミックス
119円/本
タンパク質 10g/本 パウダー換算 1杯 238
くわしく
ザバス ミルクプロテイン 脂肪0 バナナ
明治 / 200ml / ミックス
130円/本
タンパク質 15g/本 パウダー換算 1杯 173
くわしく
ザバス ミルクプロテイン 脂肪0 バニラ
明治 / 200ml / ミックス
141円/本
タンパク質 15g/本 パウダー換算 1杯 188
くわしく

ドリンクの一覧に「パウダー換算 1杯◯◯円」を添えているのは、この比較をするためだ。1本の値段だけを見ていると、タンパク質が少ない商品のほうが安く見えてしまう。

ただ、これを知ったからといってドリンクをやめたわけではない。仕事の日の昼はいまもコンビニで買っている。パウダーが使えない場面があるので、その差額は承知のうえで払っている。

指標は「安いものを選べ」と言うためのものではない。何にいくら払っているのかを、自分で分かったうえで決めるためのものだと思っている。

比べる相手を絞っている理由

もうひとつ、このサイトには制限をかけている部分がある。

比較の対象を、同じ形態・同じ製法系統に限っている。ホエイはホエイどうし(WPC・WPI・WPHは相互に比較する)、ソイはソイ、カゼインはカゼイン、という区切り方だ。

理由は、ホエイを飲んでいる人にソイを勧めても、乗り換え先にならないからだ。単価だけで並べれば安い順に混ざるが、実際に買い替える候補にならなければ、比較としては役に立たない。

同じ理由で、パウダーとドリンクも別々に並べている。同じものさしで換算はできるが、選ぶ場面が違う。

この数字が使えない場合

正直に書いておくと、この指標だけでは決められないことも多い。

味が合うかどうかは分からない。溶けやすいかどうかも分からない。3kgを買って置き場所があるかも、飲み切れるかも、この数字は教えてくれない。

自分が今の商品に落ち着いたのも、単価が理由ではなかった。この数字は、候補を絞るところまでしか手伝えない。 そのあとは実際に飲んでみるしかない、というのが正直なところだ。

まとめ